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愛媛みかんの種類

柑橘王国愛媛県は、言わずと知れた柑橘類の生産量が全国一多い県です。
近年では新品種が続々と開発され、夏の一時期を除き、年間を通して愛媛のみかんがお楽しみいただけるようになりました。愛媛みかんを制すれば、柑橘類を極めることが出来るといっても過言ではありません。
みかんが食べたくなったら、ぜひ本場愛媛の美味しい愛媛みかんをお取り寄せでお楽しみ下さい。
当店の通販サイトでは、5㎏・10kgの箱詰めタイプで販売しております。

ここでは当店で取り扱っている各品種の特徴についてご紹介いたします。

 

愛媛みかん

 

伊予柑(いよかん)

明治時代に発見されたと言われていて、昔から日本にある品種のひとつです。
大玉の果実で、濃厚な味わいと、酸味と甘味のバランス良い調和が特徴です。外皮は厚いですが手でむくことができます。大ぶりの果肉は果汁たっぷりで香りも良く、温州みかんに次いで日本で多く消費されています。

12月から3月が旬で、温州みかんの流通が少なくなる頃に一番おいしい時期を迎えます。比較的お手頃価格で手に入りますので、ご家庭でたくさんみかんを召し上がられる方におすすめです。

 

甘平

西之香とポンカン*を交配して作られた、2月が旬の新しい品種です。(*2014年のDNA鑑定の結果、親花粉が不知火ではなくポンカンと判明!)
愛媛県でしか作られておらず、数が出回っていないため、希少で高価な品種としても知られています。
その名の通り、甘みが強く果形が扁平なのが特徴です。非常に薄皮でむきやすく、内袋ごと食べられるということもあり、今後の人気が期待されるおすすめの品種です。
愛媛県では2016年から、甘平の中でも最高品質のものだけを「愛媛Queenスプラッシュ」というブランド名で出荷しています。

 

せとか

清美・アンコール・マーコットを配合して作られた平成生まれの新品種です。
せとかの名前は香りの良さにも由来していて、濃厚でフルーティーなオレンジ系の香りが特徴です。
トロリとろける食感と、コクと甘さから「柑橘類の大トロ」と呼ばれることもあり、見た目・味ともに超一流品と評価されています。
生産量が少ないため高価な柑橘ですが、2月から3月が旬で、贈り物などにもおすすめです。

 

文旦

文旦は東南アジア原産の柑橘です。土佐文旦がよく知られています。
愛媛県でも栽培されていますが、土佐文旦の名前の通り、高知県が生産量の95%程を占めています。文旦は収穫したては酸味がとても強いため、12月から2月の収穫後、1ヶ月ほど貯蔵して減酸・追熟させてから出荷されます。3月から4月が食べごろです。
文旦特有の爽やかな香り、ほのかな苦みとさっぱりとした甘みが特徴です。
外皮が厚く硬いので、ナイフや皮むき器をご利用ください。内皮が厚く種もたくさん入っています。何個かまとめて内皮をむき、種を除いたものを保存容器に入れておいて、冷やして食べるのもおすすめです。

 

デコポン(不知火)

清見とポンカン(中野3号)の交配種で、品種名は不知火(しらぬひ)といいます。
不知火の中でも糖度13度以上、酸度1.0%以下という基準をクリアしたものだけが「デコポン」の名前で出荷されます。
頭の部分にデコと呼ばれるコブのような盛り上がりがあるのが特徴です。ぷりぷりした食感で薄皮をはがずそのまま食べられ、果汁が多くジューシーな味わいです。4月ごろが旬です。

はるみみかん
デコポンと同じく清見とポンカンの交配種で、デコポンの妹として人気の品種です。
ポンカン系の爽やかな香りが特徴で、外皮が柔らかく手でむけます。内皮も非常に薄く、プチプチ弾ける食感と酸味の少ない爽やかな味わいです。その名の通り、春先の2月から3月が旬の春を感じる柑橘です。

 

清見タンゴール

温州みかん(宮川早生)とトロビタオレンジを交配して作られた品種で、「デコポン」「はるみ」「せとか」の母親にあたります。
みかんの甘みとオレンジの香りを持ち、柔らかくジューシーな果肉と糖度ののった味わいが特徴です。内皮は薄くそのまま食べられますが、外皮がややむきにくいのでサイズの大きなものはスマイルカットにして食べるのがおすすめです。3月から4月頃が旬です。

 

カラマンダリン

尾張系温州みかんとキングマンダリンの交配種で、アメリカのカリフォルニア大学で育成された品種です。カラ、カラオレンジ、南津海(なつみ)と呼ばれることもあります。
見た目、大きさともに温州みかんによく似ていますが、外皮の表面がぼこぼこしているのが特徴です。いろいろな柑橘の中で樹になっている期間が最も長い品種なので、果汁が凝縮された濃厚でジューシーな味わいです。内皮がシャキシャキしていて口の中に残らないので、手軽に食べられますが、種が入るものもあります。4月から5月が旬です。 

 

河内晩柑

河内晩柑は、熊本県の河内町で見つかった文旦の偶発実生です。
発見された場所の名前と、収穫時期が春先以降であること(晩生の柑橘)から「河内晩柑」という品種名がつけられています。
栽培される県や出荷される農協、生産者さんにより、「美生柑」「宇和ゴールド」「愛南ゴールド」「ジューシーフルーツ」など様々な名前で販売されています。
外観や大きさが似ていることから、「和製グレープフルーツ」と紹介されることもありますが、グレープフルーツのような苦みや酸味は少なく、ジューシーでさっぱりとした甘みが爽やかな品種です。
販売期間は4月から7月頃と長く、初期は収穫後低温貯蔵で減酸させた果実が出回り、5月末頃から木成り栽培の果実が収穫・出荷されるようになります。
収穫時期によって味わいが変わるのも河内晩柑の大きな特徴です。
ジューシーで柔らかな果肉から、皮離れ良くパリッとした食感へと次第に変化していくので、それぞれの時期での味わいをお楽しみください。