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温州みかんは皮が柔らかく、甘みが強いのでみかんの中でも特に人気があるのではないでしょうか。 現在は愛媛などで多く栽培されている温州みかん、いつから日本で作られているのでしょう。 その歴史を調べてみました。
柑橘植物はもともと日本にはありませんでした。 2000万年~3000万年前から、インド、タイ、ミャンマー地域に存在していたとされています。 最初に生まれた柑橘植物はライムであり、別の地域ではレモンが生まれ、それがブンタンに発展し、さらにスイートオレンジやダイダイなどが生まれたそうです。 そこからいろいろな種が拡がり、中国では約4000年前頃からみかんの栽培が始まったとされています。 みかんの栽培にはとても長い歴史があります。日本でおなじみの温州ミカンは、中国のみかん産地「温州」にちなんで名付けられたと言われています。 現在世界には、約900種類以上のみかんの仲間があるそうです。
300年以上前に鹿児島県で温州みかんの木が見つかったそうです。 しかし、当時の温州みかんは突然変異でできたみかんだと言われ、あまり好まれておらず、薬用として使用されていました。 種がないみかんは子どもができないということで縁起が悪いとされていたので栽培もあまりされなかったようです。 温州みかんの栽培が盛んになったのは明治以降のことです。
最初は九州だけでの栽培が300年余り行なわれていたそうです。 明治時代から大正時代にかけて他の地方に伝えられ栽培が拡がり、品種改良を重ねてきています。 現在では、九州でも温州みかんの栽培が盛んに行なわれていますが、みかんの栽培に適した環境だということもあり、和歌山・愛媛・静岡ではとくに生産量が高くなっています。
愛媛県でのみかんの栽培は江戸時代終わり頃から始まりました。 おいしいみかんが作れるということで1900年ごろからみかん栽培をする農家が増え、みかん生産量が日本で1位になったこともあります。 その後みかんだけでなく新しい柑橘類への植え替えなどを行い、いろいろな種類の柑橘系植物の栽培をしています。 現在もみかん、柑橘系を含めた柑橘全体での生産量は日本一となっています。
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